とにかく毎日呟くという二月の挑戦。〜言ってみよう!やってみよう!〜
16日。無償の奉仕。

【2月16日日曜日】

鍵盤叩く会はとりあえず終わった。ふう、お疲れ様わたし。
ええと、要は歌の伴奏です。

伴奏ってのは歌い手が主役だから好きな曲を好きなように弾いていい訳ではもちろんなく、間違えて止まっちゃったなんてのは論外で、向こうから指定された曲を、歌詞を変なところで途切れさせずに息継ぎのタイミングを確保して、リードはしつつ音は邪魔にならずという絶妙のポジションが大切で、、、がくり。書いてて頭痛くなってきた。大体、そんなレベルの高いものじゃないもの、わたしの演奏。

昨日も書いたけど、苦手なんです、鍵盤弾くの。だけど数年前からどうしても私が弾かざるを得ない状況があって、リタイアせずに何とか続けています。演奏技術って継続こそが力になるよ。淡々と続けられることが最も大切な才能だと思う。そして残念ながら私にはそれが備わっていない。けどただ、逃げずにやってる。月に一回、ギリギリのラインで向き合っています。

これは完全なボランティアなので、割いた時間がわたしの誠意。
お金をもらえなくたって関係ないでしょう、寝る間を惜しんでもっともっとそれこそ毎日練習しなさいよ、という向きもあるだろうけど、キレイゴトにはできない。だって私は演奏のプロじゃないもの。それに、月に1度の無償の奉仕に対して寝食忘れて力をつぎ込めるほど余裕のある生活は送ってない。社会人として仕事をしている以上、最優先すべきは雇い主と自分のパフォーマンス力の維持だと思う。健康も含め。金銭的な報酬の有無に関わらず与えられた任務に対して同じ労力を割けます、という方はもちろん嫌味でなく素晴らしいと思う。けど、そう出来る環境に感謝した方がいいとも思う。

て、わたしの伴奏に対して苦情が来ているわけじゃないから別にそんなに尖ったものの言い方をしなくてもいいのだけど(笑)。なんだろう、多分自分がこの奉仕に対してけっこうストレスを感じているから、たまにこうして吐き出したくなるんだろうな。こうやってものを書くとか歌うとか好きな行為だったら良いんだけど。ぐちぐち弱音を吐いて申し訳ない。
まぁでも程よい塩梅で、休日という大切なプライベート時間を削って力を尽くしています。ニーズがある限りは仕方ない。だから上にも書いたけど、割いた時間がイコール誠意なんだな。
「バッカ野郎!!イヤならやめちまえ!」
と、自分の中のオヤジが叫びます。伴奏する日の前日ってほんとうに追い詰められているので(弾いても弾いても脳からサラサラ楽譜が消えていく。)、よくオヤジが登場して「叱咤激励劇場」してる。しかも私の実力ってソナチネ程度だからね。小さい頃からピアノ習ってる小学生の方がよほど上手い。

好きじゃないことをがんばるって難しいね。

何はともあれ、今日もみなさんちゃんと歌えていたから、良かった良かった。来月またがんばっぺー。





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