積さんのレビュー一覧
親とのケンカで、公園で暮らすことになってしまった美樹。 そんな彼女の前に現れたのは――。 “あ。これがラブコメというものか”と色々と納得してしまう作品です。 笑えちゃうんです！主人公の変な言葉に笑顔になっちゃうんです。 ラストは、いい意味で続きが気になります。 続編があったら、飛びついて読みそう。 あなたもタイトルとのギャップに驚いて下さいな♪
ねぇ、愛して欲しいとか……そんなワガママは言わない。 言わないから、さ。 ただ名前を呼んで――。 タイトルからは予想しにくい重い内容。 物語を読み進めていくと、タイトルに込められた切なさと温かさを感じます。 ラストは、いい意味で裏切られました。 そして……自然に涙がポロポロと。 大切な人の名前が呼びたくなる、そんな作品です。
弱虫な僕が、先生を好きになった。 優しい先生が――好き――。 レビュータイトルはモチロンいい意味で。 相手が“先生”、そんな設定には飽きてしまった。 そう思っている方にオススメします。 この作品は恋愛ジャンルですが、恋愛だけじゃないですから。 勇気をくれるパワーを秘めた相川ワールドを体感して欲しい。
“貴女の子宮にピストルが突きつけられています” この質問から始まる内容。 最初にこの質問を聞いて、何を思うでしょうか？ 作者・ＮＡＮＡさんが苦しんできたことが包み隠さず書かれています。 女性の方は、必ずないとは言えない病気について真剣に考えてみて下さい。 男性の方は、女性の苦しみを知って支えてあげて下さい。 メッセージ性の高い作品です。
１つのバンドが生まれた。 まだ、名が広がる前の彼等。 “音速メテオロイド” 性格は、全くと言っていいほど違うが、みんな音楽に対する思いは強く、その思いが彼等を強く結ぶ。 タイトルである“ＤＯＯＭ”。 音速メテオロイドにとってのＤＯＯＭとは？ 気になる方は是非、ページを捲ってみて下さい。 答えは、ここにあります！
ねぇ、みーくん。 みーくん、大好きだよ。 どんなに壁があっても、乗り越えていこうね――。 愛し合う２人に、次々と襲ってくる“大きな壁”。 時には、その壁を乗り越えられなくて、何度もぶつかって傷ついてしまったけれど、立ち上がる２人の愛に拍手したくなります。 愛するとは、何か。 表紙の意味を考えながら読んでみて下さいね！
“得意なんだ” 君は、あの時そう言って笑っていた。 火種がポトリと落ちた時、まだ分からなかったあの時の答えは。 線香花火のように儚く、キレイなものだった――。 ページ数は、たった８ページです。 ですが内容の密度は、長編を読んだかと錯覚してしまうほど濃い。 “僕”の気持ちと、僕の周りにある“もの”が丁寧に描かれているから。 あなたも、密度の濃い物語はどうですか？
ここは、どこ。 アレは……床にあるアレは一体何なんだ――？ ホラー要素が入ったサスペンスです。 描写が丁寧で、主人公である『私』が見ているものを、自分が目の前で見ているような感じでした。 ゾクリとしながらも、やっぱり続きが気になり、めくってしまうページ。 短編だけど、しっかり楽しませていただきました。 あなたも『床にあるアレ』、気になりませんか？
爽やかな歌声を持つボーカル・龍治。 暴れるギタリスト・美恵。 不思議で奇妙なベーシスト・礼治。 そして、音を支えるドラムを叩くのは――俺。 暁は最高のロックバンドだ！ ロックが好きな方、集まれ～、ですよ。 いや、ロックが好きじゃなくても読んでみて下さい。 読んだらきっとロックが好きになりますから！ では、どうぞ♪
ねぇ、紫音。 アナタの隣にいていいかな？ わたし、ね。 アナタの『キレイ』で『危険な』瞳に、恋しちゃったの――。 『教師×生徒もの』は、たくさんありますが、この作品はひと味もふた味も違います。 『教師』に捕らわれない作品の内容と、主人公の感情を読み取りやすい文章。 伏線の回収が自然で、息をのみました。 読んで後悔はしない、オススメの作品です。
好きだった。 ずっとずっと由宇さんが好きだったんだ――。 ラブレッスンに出てきた、歩目線の作品。 本編では分からなかった、歩の過去や嫉妬など、分かりやすい文章なので感情がしっかりと伝わってきます。 本編と合わせて読むと倍楽しめます。 どうぞ召し上がれ！
あなたはクールだけれど、ちょっと甘くて、爽やか。 そう、あなたはミントチョコレートみたいな人――。 まさかアノ人が自分のことを好きだなんて！ってことないですか？ みかんさんが描く“はじまり” ミィとソウはモチロン、２人の周りにいる友達も身近にいそう。 自分のことのようにスラスラと読めちゃいます。 是非読んでみて下さいね♪