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左城りり
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わたしの大切な初恋くん

総文字数/1,656

恋愛(ラブコメ)4ページ

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✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 「ねぇ知ってる?あのふたり」 「あ〜婚約?してるんだっけ?」 「今でもそんなことあるんだ」 「私絶対いや!好きな人と結婚したい」 「家がお金持ちのお嬢様でもさぁ…」 「相手があれじゃねぇ…」 「「あの子可哀想だよねぇ」」 そうなんです、私婚約者がいて。 もう未来の旦那様は選べないけど。 でもいいんです。だって。 「おはよう、椎乃(しの)」 「おはようございます、理久(りく)」 もっさりした黒髪で 目が見えてるのかも分からない 眼鏡すら分厚いけれど 私が理久と初めて会った時から かっこよくて、優しいの 誰よりも知ってるから 私の初恋は みんなに認められながら 叶うんです。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 幼なじみで優しい婚約者 鈴下 理久(すずした りく) × 大人しくて人気な優等生に見える 秋葉瀬 椎乃(あきばせ しの) 「理久は私の婚約者なのに あなたは邪魔するのですか?」 「椎乃は本当にまだ俺のこと好き?」 「理久はこういう女の子が好きなの、知っています。だから、こうやって…。」 「じゃあ俺が短髪好きって 言ったら切るのかよ」 「切ります!」 「即答かよ」 椎乃はどうせ知らないけど 婚約をないことにだって出来る それでもしないのは どこぞの男に俺の椎乃を取られる わけにはいかないから。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

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