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Himari
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幼馴染のくせに、キスがずるい。
Himari/著

総文字数/508

恋愛(純愛)1ページ

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『幼馴染のくせに、キスがずるい。』 「ねえ、キスって難しい?」 「……お前、それ俺に聞く?」 19年間、ずーっと一緒。 寝癖も、黒歴史も、元カノの人数だって知っている。 そんな幼馴染に、まさか人生初のキスを教わることになるなんて。 * 恋愛経験ゼロ、だけど好きな先輩には振り向いてほしい。 小鳥遊 紬季(19) × 女の子にモテるくせに、幼馴染への片想いだけは卒業できない。 榛名 依澄(19) * 「俺と練習する?」 「……え、キスの?」 「ほかになにがあんの?」 ただの練習。 好きな先輩とうまくいくための、期間限定の秘密。 そのはずだったのに。 「紬季、顔赤い」 「ち、近いからでしょ!」 「ふーん。じゃあ、離れたほうがいい?」 「……っ」 「ねえ。なんで黙るの?」 いつも私をからかう幼馴染が、 ときどき、知らない男の子になる。 だけど、私はまだ知らない。 彼がずっと前から、私との約束を守り続けていることを。 そして。 「練習、もう終わりにしよっか」 その一言が、こんなにも苦しくなる日が来るなんて。 --- 幼馴染歴19年。 片想い歴10年。 キスの練習、期間未定。 これは、好きな人とキスするための練習が、好きな人に気づくための遠回りになってしまった、二人のお話。

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