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レビュー一覧
2017/05/31 14:39
ネタバレ
君は今も、放課後の教室で。
卒業式の前日、大好きだった先生に想いを告げた。だけどその日、返事を聞く前に……私は死んだ。
決してハッピーエンドではない、悲しいお話。だけど、後味が悪い感じは全くなく、むしろ優しく温かい気持ちになりました。
雫が先生に恋をした理由、先生とのデート、そして……先生の本当の気持ち。とても切ないけれど真っ直ぐで綺麗で、感動しました。
短編ですが、すごく素敵な物語。
ラストシーン、夕焼けの教室で笑う雫の顔が、あたしの目にも浮かびました。
2017/04/20 22:33
最初で最後の恋を。
借金のカタに私は売られた。知らない人のところへお嫁に行く前に、一度だけしてみたかった。……最初で最後の恋を。
元お嬢さまとチャラ男くんが、期間限定の同居。少し変わった設定にワクワクして、読み始めてからずっと更新を追わせてもらっていました。
悠乃ちゃんの天然お嬢さまっぷりには沢山笑わせていただき、冷たいようで優しい浅羽くんにはキュンキュンが止まりませんでした!(榊先生の書く男の子キャラは本当にずるい!カッコ良すぎ!)
浅羽くんとの同居生活で、今まで気づかなかった大切なことに気付いた悠乃。恋するパワーはすごいなぁって思ったのと同時に、何気ない幸せをあたしも教えてもらったような気がします。
初恋はもちろん、家族とか将来の夢とか、色んなことがぎゅっと詰まった作品です。
物語が完結した今、寂しいけれど幸せな気持ちで溢れています。
素敵な物語を本当にありがとうございました!
借金のカタに私は売られた。知らない人のところへお嫁に行く前に、一度だけしてみたかった。……最初で最後の恋を。
元お嬢さまとチャラ男くんが、期間限定の同居。少し変わった設定にワクワクして、読み始めてからずっと更新を追わせてもらっていました。
悠乃ちゃんの天然お嬢さまっぷりには沢山笑わせていただき、冷たいようで優しい浅羽くんにはキュンキュンが止まりませんでした!(榊先生の書く男の子キャラは本当にずるい!カッコ良すぎ!)
浅羽くんとの同居生活で、今まで気づかなかった大切なことに気付いた悠乃。恋するパワーはすごいなぁって思ったのと同時に、何気ない幸せをあたしも教えてもらったような気がします。
初恋はもちろん、家族とか将来の夢とか、色んなことがぎゅっと詰まった作品です。
物語が完結した今、寂しいけれど幸せな気持ちで溢れています。
素敵な物語を本当にありがとうございました!
2017/04/03 09:46
秘密のキスから、はじまる。
頼めば誰とでもキスしてくれる。そんな先生には、忘れられない人がいた。過去の恋に囚われて、止まったままの時間。先生、その恋にサヨナラしようよ。……ねえ、私と。
たまたま目撃してしてしまった秘密をきっかけに、丁寧に綴られた文章のように、ゆっくりと縮まっていく距離。翔くん先生は大人だけど、ふとしたときチカの方が大人な瞬間があって。そんな二人はお似合いで、やり取りには心地良いものがありました。
「後悔しないように」と人は言うけれど、後悔したっていいのかもしれない。だって、人は失敗を繰り返して成長していくのだから。後悔を恐れて行動出来ずにいるよりも、後悔したっていいからと進もうとする気持ちの方が素敵。
この作品だけでも楽しめますが、17も読んでいると、本当に胸がきゅーっとなります。作品と作品の繋がり方も、素敵すぎて脱帽。
翔太がチカに出逢えて、本当に良かった。読んで良かったと思える一冊です。
頼めば誰とでもキスしてくれる。そんな先生には、忘れられない人がいた。過去の恋に囚われて、止まったままの時間。先生、その恋にサヨナラしようよ。……ねえ、私と。
たまたま目撃してしてしまった秘密をきっかけに、丁寧に綴られた文章のように、ゆっくりと縮まっていく距離。翔くん先生は大人だけど、ふとしたときチカの方が大人な瞬間があって。そんな二人はお似合いで、やり取りには心地良いものがありました。
「後悔しないように」と人は言うけれど、後悔したっていいのかもしれない。だって、人は失敗を繰り返して成長していくのだから。後悔を恐れて行動出来ずにいるよりも、後悔したっていいからと進もうとする気持ちの方が素敵。
この作品だけでも楽しめますが、17も読んでいると、本当に胸がきゅーっとなります。作品と作品の繋がり方も、素敵すぎて脱帽。
翔太がチカに出逢えて、本当に良かった。読んで良かったと思える一冊です。
2017/04/02 01:09
近すぎて、触れられない。
気がついたときには、もうとっくに好きだった。だけど、手は出さない。この気持ちは伝えない。きみが――17歳になるまでは。
翔太と尋というふたりの幼馴染みに、溺愛される南緒。もう本当に甘くって、羨ましい限りのお話です。でも、そんな甘い物語の中にも、幼馴染みという独特の関係に悩み、葛藤する気持ちがそれぞれの視点で描かれており、胸を締め付けられる場面も沢山あります。
『どっちも大切』という南緒の気持ちが、とても上手く表現されすぎて、どちらと結ばれるのか全く見当もつかず。女子の憧れのようなお話ですが、「あー、わかる。こういう気持ち」と、共感出来るお話でもありました。
どちらかを選ぶ……という切ないストーリーではありますが、読後に嫌な気持ちは一切残らず、優しい温かな気持ちに。
キュンとして切なくて。それぞれの「精一杯」に応援したくなる、そんな素敵な恋のお話です。
気がついたときには、もうとっくに好きだった。だけど、手は出さない。この気持ちは伝えない。きみが――17歳になるまでは。
翔太と尋というふたりの幼馴染みに、溺愛される南緒。もう本当に甘くって、羨ましい限りのお話です。でも、そんな甘い物語の中にも、幼馴染みという独特の関係に悩み、葛藤する気持ちがそれぞれの視点で描かれており、胸を締め付けられる場面も沢山あります。
『どっちも大切』という南緒の気持ちが、とても上手く表現されすぎて、どちらと結ばれるのか全く見当もつかず。女子の憧れのようなお話ですが、「あー、わかる。こういう気持ち」と、共感出来るお話でもありました。
どちらかを選ぶ……という切ないストーリーではありますが、読後に嫌な気持ちは一切残らず、優しい温かな気持ちに。
キュンとして切なくて。それぞれの「精一杯」に応援したくなる、そんな素敵な恋のお話です。
2017/02/11 00:19
ネタバレ
はじめてだから、一緒につくろう。
「ラブレターの書き方、教えて欲しい」……そのひと言から始まった、恋文参考書。全ては想いを伝えようとする彼のためだと思っていた。だけど……。
丁寧に綴られた文章、胸がキュッと切なくなるシーンも多かったですが、終始優しい雰囲気に包まれていて、ゆったりと物語を楽しむことが出来ました。
真っ直ぐに突き進む彩と、ぶっきらぼうで不器用な章。正反対なふたりの距離が縮んでいく様子はとても自然で、ふたりのやり取りの中にはハッとさせられる部分が沢山ありました。
人は見た目で判断されることが多いけど、そうじゃなくて。思ったことが素直に伝えられる手紙って、本当に素敵。
ラブレターと恋文の違いとか、章タイトルとか、好きだなぁと思うことだらけでした。
切なくて、優しくて、幸せな物語がしっかりと心に届きました。