千原 奏実さんのレビュー一覧

★★★★★
2011/08/13 10:16
ネタバレ
積み重なったのは。

大人になればなるほど、色んな想い色んな事情。

始まりは、二人の女の子の"好き"というたったそれだけの気持ちだった。それは真っ直ぐで時には怖いほどに。折れることを知らず、突き進む。
愛とか幸せとか、難しくて。今求めているのは何か、今本当に欲しいのは何か。たったそれだけを考えても、答えは難しかった。

絡まったのは、それぞれの事情やそれぞれの欲望。元に戻すためには、どこから切ればいいのだろうか。どこまで我慢すればよいのか。


選択肢はたくさんあった。取る手、差し延べる手、結末はきっとこれだけではなかった。
でもそれぞれが選んだ答えは、大人でどんな形であろうと愛がある答えだった。
間違っていたとか正しかったとか関係なく、切なくも痛くも優しい答えでした。


素敵な作品をありがとうございました。

レビューを見る
★★★★★
2011/08/13 09:20
ネタバレ
生きた痛み

ただ何となくで生きていた日々。何となくで誰かを無意識の内に傷つけていた日々。
本当は、きちんと見渡せばそこにはたくさんの愛で溢れていたのに。

生きていると傷つけ傷つけられ、愛すると更に傷つけ傷つけられてしまう。
だからこそ手探りで誰かを愛しながら、幸せを探していた。
生まれる命もあれば失われる命もある。ただその一瞬でも愛せば、後悔はしなかっただろうし後悔はしないだろう。

自分が進んでいく道の中で、何処かで幾度も他の人と交わる。
交わるその時に、時には傷つきながらも愛することが出来ればそれは幸せなのかもしれない。
ただそれでも生きるだけでも、後から振り返ればそれは誰かの些細な幸せへと繋がっているのかもしれない。

素敵な作品でした。
ありがとうございました。

レビューを見る
★★★★★
2011/07/19 19:26
キーワード

ミステリーの醍醐味。 【渋谷33番】 ミステリーで、どんでん返し。 気になる要素がたくさんあり、気づけば夢中になってページをめくっていました。 "どこかで本当の答えがあるはず" 色々考えながら読んでいくと、とても楽しかったです。 もしかして……と考えながらも、何人かの人間が登場してくる中でのたくさんの予想。 ミステリーを素直に楽しめました。騙されるのも、本当の答えを推理するのも、どちらでもきっと最後には満たされる結末だと思います。 是非、ご一読下さい。

ミステリーの醍醐味。

【渋谷33番】
ミステリーで、どんでん返し。


気になる要素がたくさんあり、気づけば夢中になってページをめくっていました。

"どこかで本当の答えがあるはず"
色々考えながら読んでいくと、とても楽しかったです。
もしかして……と考えながらも、何人かの人間が登場してくる中でのたくさんの予想。

ミステリーを素直に楽しめました。騙されるのも、本当の答えを推理するのも、どちらでもきっと最後には満たされる結末だと思います。


是非、ご一読下さい。

続きを見る
★★★★★
2011/06/20 23:38
どこまでもひたむきに

純愛の形が、ハッキリと。よりクリアに。 ――主人公の二人を取り巻く環境はあまりにも重苦しく、暗くて哀しいものだった。 人間は弱いから。人間はすぐに間違えてしまうから。 ただそれだけなのに、こんなにも痛い。 生きる、って何。と考えさせられる作品でもありました。 人間の弱さやズルさ。綺麗に描くのではなく、正直に全部。だからこそこんなにも透明な物語。 二人のひたむきな愛が、あまりにも透明で。どんな色にでも染まりそうで。 愛も生も、決して綺麗とはいえないかもしれない。でもこんなにもひたむきだから。 二人の透明な愛を 是非ご一読下さい。

純愛の形が、ハッキリと。よりクリアに。


――主人公の二人を取り巻く環境はあまりにも重苦しく、暗くて哀しいものだった。

人間は弱いから。人間はすぐに間違えてしまうから。
ただそれだけなのに、こんなにも痛い。

生きる、って何。と考えさせられる作品でもありました。


人間の弱さやズルさ。綺麗に描くのではなく、正直に全部。だからこそこんなにも透明な物語。
二人のひたむきな愛が、あまりにも透明で。どんな色にでも染まりそうで。

愛も生も、決して綺麗とはいえないかもしれない。でもこんなにもひたむきだから。



二人の透明な愛を
是非ご一読下さい。

続きを見る
★★★★★
2011/06/07 23:20
ネタバレ
その先に

傷ついた先に
とりとめもない日常があれば。
それはそれで幸せ。





続編には
そのあとの物語と、本編では明かされなかった過去がありました。

みんなを傷つけたあの人。どうしてそうなってしまったのか。どうして傷つけなければならなかったのか。

そして、
数々の困難を乗り越えた二人のそのあと。




たくさんの傷痕は絶対に癒えないし、過去の過ちはもうやり直せない。

でも、それを乗り越えて生きること。それをする必要がある。それが最大の癒しであり最大の償い。


きっとこれから先も色々なことがある。泣いたり、また人を傷つけるかもしれない。

でもきっと。乗り越えられる。
たくさん人を傷つけたからこそ。たくさん傷ついてきたからこそ。




――嗚呼、未来はこんなにも希望で溢れている。

レビューを見る
★★★★★
2011/06/07 23:12
ネタバレ
たくさんの傷痕

どうしようもない深い暗闇をそれぞれが持っていた。
そして、みんな間違っていた。みんな罪を持ち、罪悪感と闘って、他人を怨んでいた。

だけど。
見渡せば周りには優しさが溢れている。世界は暗闇ばかりじゃない。そこに見失っていた愛が、気づけなかった優しさが。



誰がみんなを傷つけていたのか。考えれば考えるほど深みに入っていくミステリーの部分と、切ない幼かった二人の愛。


暗闇があったから二人は強くなった。傷痕があったからみんなが強くなろうと上を向いた。
たとえ死にたくなるほどの絶望を味わっても、後から笑って話せるようになるかもしれない。

そうなった時。
初めて本当の強さと幸せが分かる。
それは全ての人間に通じることなのかもしれない。

どうか二人の未来が
ささやかな幸せで溢れていますように。



素敵な作品をありがとうございました。

レビューを見る
★★★★★
2011/06/04 20:13
sleeping beauty

哀しくて残酷で、痛い物語でした。 どうして、と何度も思いました。苦しくてページを捲ることを躊躇いながら、それでも二人の未来が幸せであるように願いながら読みつづけました。 これは『粉雪』の続編でありながら、違う物語で。違う感動と違う切なさがあります。 多分、それは 全く違うようで似ている、似ているようで全く違う。そんな二人が彼女のそばにいたから。 深すぎる物語に 本当は何も言えないけれど 一つだけ。 出会えてよかった。 この作品の完成度の高さとか評価とかも大切だけども、それよりも先に。 哀しくて温かい愛を、二人の痛すぎる気持ちを、受け止めて下さい。

哀しくて残酷で、痛い物語でした。

どうして、と何度も思いました。苦しくてページを捲ることを躊躇いながら、それでも二人の未来が幸せであるように願いながら読みつづけました。


これは『粉雪』の続編でありながら、違う物語で。違う感動と違う切なさがあります。

多分、それは
全く違うようで似ている、似ているようで全く違う。そんな二人が彼女のそばにいたから。


深すぎる物語に
本当は何も言えないけれど

一つだけ。



出会えてよかった。






この作品の完成度の高さとか評価とかも大切だけども、それよりも先に。

哀しくて温かい愛を、二人の痛すぎる気持ちを、受け止めて下さい。

続きを見る
★★★★★
2011/06/04 19:58
ネタバレ
セカイは無であり、有であり

現実はあまりにも残酷で、虚しい。隣にいたはずの彼女がいなくなった、自分のセカイの中心だった彼女がいなくなった。
結局、残ったのは"無"という哀しみ。

もしも、に縋り付いて
今度こそは、に縛られて

元のセカイに。
元あるべき姿に。


未来も過去も。
彼女がいないと"無"であり。苦しさだけが残る。
未来も過去も
彼女がいれば、セカイに光が燈る。

涙を捨てて、後悔を胸に。何度でも。



そんな痛みに帯びた主人公を、見守れるのは読者だけなのかもしれません。
救われない物語だけど、どこかで幸せがありますように。

素敵な作品でした。ありがとうございました。

レビューを見る
★★★★★
2011/04/19 07:50
たった一つの純愛

二人がもがきつづけた幼い日々。 "学校"という小さな社会で、必死に立ちながら無理して上を向いていた。 青春っていうのは、決してキラキラしたものだけじゃない。 苦くて、幼い醜さがある。それは綺麗なんかじゃなくて、堕ちないように足掻くこともある。 でも必死に自分の立ち位置を見つける姿は、"青春"そのもので。 この作品は、まさに"青春"でした。 神楽、渡り廊下、バス停。 それぞれの情景が綺麗で、二人の感情の波に飲み込まれながら、ページをひたすらに捲りました。 i want あなたが欲しい。 これほどストレートな想い、たった一つの純愛物語。 素敵な作品をありがとうございました。是非、ご一読を。

二人がもがきつづけた幼い日々。

"学校"という小さな社会で、必死に立ちながら無理して上を向いていた。


青春っていうのは、決してキラキラしたものだけじゃない。
苦くて、幼い醜さがある。それは綺麗なんかじゃなくて、堕ちないように足掻くこともある。

でも必死に自分の立ち位置を見つける姿は、"青春"そのもので。

この作品は、まさに"青春"でした。




神楽、渡り廊下、バス停。

それぞれの情景が綺麗で、二人の感情の波に飲み込まれながら、ページをひたすらに捲りました。


i want

あなたが欲しい。


これほどストレートな想い、たった一つの純愛物語。


素敵な作品をありがとうございました。是非、ご一読を。

続きを見る
★★★★★
2011/04/10 16:08
世界に飲み込まれて。

"月"に招かれるように、この作品の世界に飲み込まれていきました。 繊細な描写と、ファンタスティックな設定が、とても切なくて。 だからこそドールの美しさが引き立ち、何ともいえない世界が広がっていきます。 月明かりに照らされる、ドールと人形師と涙。 想像をすると鳥肌が立ちました、それはあまりにも美しくて。 "彼"の気持ちでさえ、あまりにも無機質で人間らしいから だからこそ この物語は切なく、哀しい。 言葉では説明出来ないほどに美しく哀しく、そして愛おしくて。 本当に素敵なお話です、ありがとうございました。

"月"に招かれるように、この作品の世界に飲み込まれていきました。

繊細な描写と、ファンタスティックな設定が、とても切なくて。
だからこそドールの美しさが引き立ち、何ともいえない世界が広がっていきます。


月明かりに照らされる、ドールと人形師と涙。
想像をすると鳥肌が立ちました、それはあまりにも美しくて。

"彼"の気持ちでさえ、あまりにも無機質で人間らしいから

だからこそ
この物語は切なく、哀しい。




言葉では説明出来ないほどに美しく哀しく、そして愛おしくて。

本当に素敵なお話です、ありがとうございました。

続きを見る
★★★★★
2011/03/17 12:52
素直な気持ちを

一緒にいたい 分かってほしい 自分が1番でありたい 大切だからこそ抱く気持ち。 意地をはったり、少しムカついたり。 本当はただ分かってほしかっただけで。 友達って何だろう、 色々考えて、そこにある本質は。 "キミといたい" ―― きっと共感できるお話だと思います。 友達にヤキモチ妬いたり、うまく伝えられなくて喧嘩をしたり。 だけど少し落ち着いて、深呼吸して。 本当はどうしたい? 余計な気持ちは取り払って、素直な気持ちで。 素敵なお話でした、是非ご一読を。

一緒にいたい
分かってほしい
自分が1番でありたい

大切だからこそ抱く気持ち。


意地をはったり、少しムカついたり。
本当はただ分かってほしかっただけで。

友達って何だろう、
色々考えて、そこにある本質は。

"キミといたい"




――

きっと共感できるお話だと思います。
友達にヤキモチ妬いたり、うまく伝えられなくて喧嘩をしたり。


だけど少し落ち着いて、深呼吸して。
本当はどうしたい?

余計な気持ちは取り払って、素直な気持ちで。



素敵なお話でした、是非ご一読を。

続きを見る
★★★★★
2011/03/08 23:19
洗練された構成

神と落ちこぼれ。 正反対で、だからこそ何となく気になる存在。 壊したい、壊したい。 どうしてこんな感情が生まれるのか。そこにある答えは何か。 壊れかけの地球を救う光となるアダム。 でも 神も落ちこぼれも、影を背負わずにしてそこにはいない。 ――欲求は満たされない …… 読んでいて鳥肌がたちました。 構成も文章も設定も、圧巻されました。精密な文章ですっかり世界に引き込まれ、ページを捲らずにはいられません。 SFをあまり読まない方でもきっと面白いと思うはず。 また、この作品のところどころに隠されたメッセージ。 "今"に必要なものが分かります。 是非ご一読を。 長いですがきっと後悔しません。

神と落ちこぼれ。

正反対で、だからこそ何となく気になる存在。


壊したい、壊したい。
どうしてこんな感情が生まれるのか。そこにある答えは何か。


壊れかけの地球を救う光となるアダム。
でも
神も落ちこぼれも、影を背負わずにしてそこにはいない。

――欲求は満たされない




……


読んでいて鳥肌がたちました。

構成も文章も設定も、圧巻されました。精密な文章ですっかり世界に引き込まれ、ページを捲らずにはいられません。

SFをあまり読まない方でもきっと面白いと思うはず。


また、この作品のところどころに隠されたメッセージ。
"今"に必要なものが分かります。

是非ご一読を。
長いですがきっと後悔しません。

続きを見る
★★★★★
2011/02/05 20:41
傷ついて、傷つけて。

彼の足枷となった自分と 自分の奴隷になった彼。 空虚な気持ち。 痛みを帯びる傷をえぐって、 優しくキスを落として。 涙を流して。 彼に、彼の心に、触れるたび ぽっかりと開いた心が、 見えない右目が疼いた。 傷つけて、傷ついて 得たものは何だったのだろうか。 ――独特の雰囲気に嵌まってしまいました。 色んな意味で透明で、ゆらゆらと揺れる二人。 本当に素敵な作品でした。ありがとうございました。 是非ご一読を。

彼の足枷となった自分と
自分の奴隷になった彼。

空虚な気持ち。
痛みを帯びる傷をえぐって、
優しくキスを落として。
涙を流して。


彼に、彼の心に、触れるたび
ぽっかりと開いた心が、
見えない右目が疼いた。

傷つけて、傷ついて
得たものは何だったのだろうか。



――独特の雰囲気に嵌まってしまいました。

色んな意味で透明で、ゆらゆらと揺れる二人。



本当に素敵な作品でした。ありがとうございました。

是非ご一読を。

続きを見る
★★★★★
2011/02/05 18:27
広がる気持ち

"めっちゃだいすきです" 躓くこともあるし悩むこともあるけれど、とても幸せ。 今ここにいるのは、あなたたちのおかげで。 だから、たくさんの感謝と愛を。 『ありがとう、そしてめっちゃだいすきです。』 ――たくさんの愛が広がり伝染していくように、温かい気持ちになれました。 読んでいると自分の温かい思い出も蘇ってきて、大切な人に会いたくなって。 とても素敵な作品でした。 是非ご一読を。

"めっちゃだいすきです"

躓くこともあるし悩むこともあるけれど、とても幸せ。

今ここにいるのは、あなたたちのおかげで。
だから、たくさんの感謝と愛を。

『ありがとう、そしてめっちゃだいすきです。』



――たくさんの愛が広がり伝染していくように、温かい気持ちになれました。

読んでいると自分の温かい思い出も蘇ってきて、大切な人に会いたくなって。


とても素敵な作品でした。
是非ご一読を。

続きを見る
★★★★★
2011/02/04 16:40
温かく、優しく。

――"意外と大変なんですよ、地球に雪を降らせるの。" 温かく、優しく、包み込んでくれるようなお話でした。 笑顔のために働くサンタさん。 地球のサンタクロースとは少し違うけれども、笑顔を増やしたいという想いは同じ。 さぁ今年も、雪をたくさん作りましょう。そして、たくさんの笑顔を。 雪を降らせるのは大変なんですよ。 でも雪を見て笑顔になってもらえるのなら、それが一番の幸せ。 ほっこりする可愛くて優しいお話です。是非ご一読を。

――"意外と大変なんですよ、地球に雪を降らせるの。"

温かく、優しく、包み込んでくれるようなお話でした。

笑顔のために働くサンタさん。
地球のサンタクロースとは少し違うけれども、笑顔を増やしたいという想いは同じ。

さぁ今年も、雪をたくさん作りましょう。そして、たくさんの笑顔を。


雪を降らせるのは大変なんですよ。

でも雪を見て笑顔になってもらえるのなら、それが一番の幸せ。


ほっこりする可愛くて優しいお話です。是非ご一読を。

続きを見る
★★★★★
2011/01/24 19:32
駆け抜ける日々。

友達として出逢った5人。 たくさん笑って、たくさんバカやって 高校生活を、青春を、 瞬く間に駆け抜けた。 恋をして、涙もしたし、友情が壊れるんじゃないかと怖れたりもした。 だけど、簡単に壊れるような仲じゃない。 『ずっと友達』 その合言葉だけを胸に。 ――爽やかな青春小説でした。 きっと多くの人が経験したことのある、友達に恋した時の距離感やもどかしさ、切なさ。 また、友達の大切さ卒業の寂しさ。 "青春"をたくさん詰め込んだまさに青春小説。 卒業シーズンにオススメです。 是非、ご一読を。

友達として出逢った5人。

たくさん笑って、たくさんバカやって

高校生活を、青春を、
瞬く間に駆け抜けた。


恋をして、涙もしたし、友情が壊れるんじゃないかと怖れたりもした。

だけど、簡単に壊れるような仲じゃない。


『ずっと友達』
その合言葉だけを胸に。




――爽やかな青春小説でした。

きっと多くの人が経験したことのある、友達に恋した時の距離感やもどかしさ、切なさ。

また、友達の大切さ卒業の寂しさ。


"青春"をたくさん詰め込んだまさに青春小説。

卒業シーズンにオススメです。
是非、ご一読を。

続きを見る
★★★★★
2011/01/11 19:07
ネタバレ
思いの先に、

"好き"なんて言葉では表せないほど愛し合っていた二人。
過去や孤独、そして何かに捕われ藻掻きつづけていた。

どこから掛け違えたのだろう、どこで歯車が狂い始めたのだろう。

淡々と語られる、痛いほどの愛。そして苦しみ。


愛することの難しさ、生きることの辛さ。愛し合うことの苦しさ。

"どうか二人には幸せになってほしい"

ページを捲るほど、その思いが募ります。


まさに、
愛とは何か、生きるとは何か
を考えさせられる作品だと思います。



粉雪のように儚いものだった、
だけど彼はいつまでも生き続ける。

愛し、愛された記憶が有る限りは。




是非ご一読を。

レビューを見る
★★★★★
2011/01/06 13:52
ネタバレ
生きるということ

愛の形はたくさんあって、この作品もまた一つの愛。

親から子供への愛、
いつでもたくさんの愛を注いでくれる親。

幸さんならではの作品だと思います。



また、
生きるということは
苦しみもあり、時にはかけがえのない存在を失うこともある。

だけど、それと同時に誰かと支え合いながら誰かを愛し守るということ。


愛し守ることは、途中で放棄することは出来ない。
だから生き続けなければならない。

この空に誓い、空にいる彼女に誓ったこと。



深いお話です。
是非、ご一読を。

レビューを見る
★★★★★
2010/11/26 00:15
渇望した先の優しさ

あの街では 傷つけることしかできなかった。守れなかった、ちゃんと愛せなかった。 あの時の後悔が頭を掠めることなく生きていくことは無理だけど、あの街から離れた場所で前を向いて歩いている。 ――彼らのメッセージのもつ温かさと優しさが心に染みます。 人を愛することは難しい、何かを見失い時には傷つけてしまうこともある。 だけど、愛することで優しさに包まれる、何かに気づかされる。 少し切なく、温かいストーリー。 例えるなら、そう。綺麗な夕陽を見つめた時のような。 渇望した先の答え。 愛し、守ることは難しい。幸せにすることも出来ないかもしれない。 だけど、相手の幸せを願おう。 あの街の過去の自分達に、そしてあの時愛し、今愛する人に。 渇望、本編とご一緒に 是非ご一読を。

あの街では

傷つけることしかできなかった。守れなかった、ちゃんと愛せなかった。

あの時の後悔が頭を掠めることなく生きていくことは無理だけど、あの街から離れた場所で前を向いて歩いている。



――彼らのメッセージのもつ温かさと優しさが心に染みます。

人を愛することは難しい、何かを見失い時には傷つけてしまうこともある。

だけど、愛することで優しさに包まれる、何かに気づかされる。


少し切なく、温かいストーリー。

例えるなら、そう。綺麗な夕陽を見つめた時のような。



渇望した先の答え。

愛し、守ることは難しい。幸せにすることも出来ないかもしれない。

だけど、相手の幸せを願おう。


あの街の過去の自分達に、そしてあの時愛し、今愛する人に。



渇望、本編とご一緒に
是非ご一読を。

続きを見る
★★★★★
2010/11/14 23:54
ネタバレ
二つで一つ。

小さな歪みが積み重なって出来てしまった、那智と藍の禁断の華。

二人が一緒にいてようやく明るい未来が見えるように、落下星とこの禁色の二つの物語で彼等の恋物語が完成する。



本当は、那智は弱さだって寂しさだって持っていて、すごく普通の人間だけど強がっていて。

藍が欲しい、藍と一緒にいたい。

そのただ、シンプルで純粋な想いだけでよかった。


時が進めば、余計な気持ちがそれを包むようになり、歪んだ想いに見えてしまう。

那智の苦しさは吐き場所のないこと、強がっているから弱さを吐き出せない。

だから余計に辛くなっていってしまう。


そんな中で那智が、何かを見つけ少しずつ成長していく姿を

落下星と一緒に、是非ご一読ください。

レビューを見る
pagetop