好きになる筈がない。 初めて会った時からそう思ってた。 私は引っ込み思案で男の子が苦手。 君は明るくて優しくて女の子が大好き。 正反対でしょ？だから私が君を好きになるなんてありえない･･･筈だった。 引っ込み思案で大人しい男が苦手な少女。 有坂えり。 明るくて優しい女の子大好きなクラスの人気者な少年。 伊能高志。 こんな正反対な二人がクラスメイトを巻き込む大恋愛をするなんてあなたは信じれますか？ ～好きと嫌い～ ｢わ、私は！男の子が苦手･･･だけど伊能君は･･･｣ ｢俺は女の子だーいすき！･･･だけど有坂は･･･｣ ー特別、なんだ。ー

両親を早くに亡くし、施設でずっと過ごしてきた私、北村百合16歳。現在高校2年生。 見た目も性格も至って普通。人と違う所といえば少し貧乏性な所くらい。そんな私の前に現れたのは･･･ 「君は僕のお嫁さんになるんだから。」 「･･･はい！？」 とってもおかしな私の旦那様でした･･･ 「いやいや、いくらなんでも駄目ですよ！歳の差ありすぎです！」 「たった16歳差じゃないか！」 16歳の私と32歳の旦那様の夫婦のお話です･･･

女は俺の外見だけしか見ない。上っ面だけ見て本当の俺を見ようともしない。 だから俺は女が嫌いだ。 どんな女に言い寄られようと誰も好きになんかならない。 ･･･好きになんか、ならない。 【主人公は非常に整った顔立ちの高校生、本田優史(ほんだ ゆうし)自身の顔しか見ないで近寄ってくる女達に苛立つ日々を送りながらも表上は優しい好青年を演じながら生活を送っている。そんな彼が今までずっと学校を休んでいたクラスメイトと出会って･･･】