学園もの長編小説。 ファンタジー物語の純粋なる恋物語。 「あなたのその瞳はヒトを殺すんだよ！」 ーこの体に生まれていいことなんて一つもない。 ーずっと、ずっと一人。 「綺麗な瞳だね。」 あなたに会うまで、こんなに色あせた世界が花畑のように映る事はありませんでした。 「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ私がっ、 　　　私が……ころっ、ころしっ……」 「落ち着け。千鶴。行くぞ。」 「嫌だ！嫌だここにっ、まこっ、まことおおおおお」 「っ、……　千鶴っっ！！」 「(ビクッ)」 「敵が来る。真を置いていくしかない。」 「……　　　わかっ、わかった……」 そうだ。全ては私のこの瞳のせいだ。 　あぁ。なんて哀れなんだろう。