現在17歳・高校3年生への進学を目前に控えた主人公は、ふとこれまで二年間にあった出来事を思い起こそうと一人回想を始めた。 過去に関する頭の引き出しを開けた主人公は、どんどんどんどん時間をさかのぼって 幼少期の頃の自分を垣間見始めた。 十二年前、保育園に通っていた自分。大人に近づいた今の自分から見たあの時の子供たち。 子供の純真さと、それゆえの残酷さ・・・。 インパクトの強い記憶を思い出し、ふっと一瞬現実の世界に引き戻される。 そして再び次の季節の記憶を辿る・・・。 ＜17歳の私は、今日、輝く季節に旅立つため、ある人物に会いに行く。＞