ーーーー桜が、嫌いだ。 みんながこぞって好きだと言う桜を わたしは、どうしても好きになれなかった。 桜を見ると、思い出してしまうから。 大切なひとを失った、あの春を………… ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「好きだよ、雫。大好きだ」 幼馴染だった３人の、苦しい恋が 時が止まったあの春から、ようやく動き出す

好きって、何だっけ… もう、そーゆう感情忘れてしまったんじゃないか。 それくらい、恋を、してなかった。 それなのに。 「…全部、オレのせいにしていいから。」 ズルい私に、優しい言葉が入り込む。 ー忘れられない、初めてのヒト。 ー生意気だけど甘い、年下のモテ男。 自分の気持ちは、一体どこにあるんだろう。 好き、が分からないー。 ＊＊＊＊＊＊ 某サイトで完結させた作品をこちらで練り直しております。 ※最後の章を載せたと思っていたら載せていませんでした…|дﾟ) なので、掲載させていただきました。半端な状態で終わっていて申し訳ありませんでした。 (>_<) ついでに、番外編等もアップしましたので、良かったら読んでみてくださいませ。 2014.7.10