好きの一言をいえたならどれだけ幸せだろうか 伝えることも許されない、この思い どうして気づいてしまったんだろう どうして、会長の視線の先に居るのは私じゃないの？ 分かってる、分かってるから優しくしないで 期待させないで、そんなふうに笑顔を見せられたらｰｰ 溢れだした『特別』が止まらないから

校内一の美少女ーー藤宮刹那 「私は他人が信じられない、どうせ皆見掛けだけを気にするんでしょ？」 　　　　　　　　　　　　 × 　　　　　　　　　　　　　　 校内一の文系男子ーー斎藤凛 「僕は藤宮さん、好きだけどな。見た目もだけど内面に惹かれたんだ」 *　*　* 　　　　　　　　　　　　　 　二人を渦巻く波乱の一年　　　　　　　　　　　　　　 　　　　正反対の位置に居る二人の恋が始まる