ある理由で心に大きな闇を抱えることになった女子高生、原竹千尋(はらたけちひろ)そんな中千尋の担任の内山にある頼みごとをされた。 ──文芸部に入部してくれないか？── 文芸部は最近入部生徒がめっきり減って、今いるのはたったの二人らしい。当然断ろうとしたが、内山には借りがある。渋々文芸部に入部することにしたがそこには二人のイケメンがいた。 黒髪、穏和系男子。鈴菜拓真(すずなたくま) 茶髪、不良系男子。鈴菜人志(すずなひとし) 双子のにてもにつかない二人の男子。最初は拓真しか優しくしてこなかったけど、だんだん人志も心を開き始めたころ一人の生徒が文芸部に入部してきた。 　　　　未坂蒼空(みさかそら) 彼は一つの目的で文芸部に入部したという。何故か未坂と同居することになるし、一人で過ごしたかったのに未坂に邪魔されるし、最悪！でも、だんだん一緒にいると心臓が張り裂けそうな程にドキドキする……そんな千尋にある事件が起きる。 想いに気付いた瞬間(とき)人はそれをなんと名付けるだろう。きっと私は──── 想いに気付いた瞬間(とき)人は全てを大切な人に伝える。想いというものは光のように突然に起き、突然に消えていく… 自分の運命がイバラなら私はそれをねじ曲げてみせる！