「世界中が貴女の敵になったならいいのになぁ」 貴女と目が合ったとき、運命だと思った。 同性だとか、周りの目とか、そんなの気にならないほどに、私にはこの人しかいないって思ったの。 「世界の全てを捨てたとしても、貴女と一緒にいられるのなら全然悪くないかもね」 だけど、ごめんね。 私の恋はそんなに綺麗なものじゃなかったみたい。 「貴女のことを抱きしめて、そのまま壊してしまいたいって思っちゃうの」 こんなにも歪んだ気持ちを、私はどうしたらいいの？ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 女の子×女の子が織り成す 綺麗なだけじゃない純愛ストーリー 自分の全てをかけてでも手に入れたい “唯一”に巡り会えたとき 貴女はどこまで“正しく”いられますか？ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「私ね、私のこと壊したいほど大好きな貴女が、本当に大好きだよ」 私と、貴女と、恋と、世界と。 狂っているのは、どれ？