思い出の片隅にはいつだって 海があった 瀬波 香乃　23歳 小さな村の企業で働いて早５年目 忘れたい過去は涙と共に 少しずつこの海に流せばいい そう、思っていたのに (もうちょっとわがままになれよ) 私より一回り年上の新入社員は 遠慮なく私の心の中に 入り込もうとする 何の縁もゆかりも無さそうな男との 共通点とは一体―― Start 150703 End 150903 ※この物語はフィクションです ※３年ほど前に別名で書いていた作品を 加筆修正したものです

高校生活も２年目 代わり映えしない毎日 人間との関わりほど 無意味で空虚なものは ないと思ってる ブレブレのヤンキー なんてダサいあだ名をつけられても 気にしてない だけど毎日のように痛む体が 私のペースをどんどん乱していく―― 私は何のために生きてる？ 心が泣いてる限り 私は笑えない―― ※この物語はフィクションです 実際の施設、団体、人物との 関係は一切ありません 20150417 完結しました