「ありがとう 　ありがとう 　君に出会えて 　私は幸せでした」 ――――――――――― 「…へーぇ俺に出会えて幸せなのかー。ふーん」 「しっ…失礼な!!!なわけないでしょ!!だってこの台本に…っ」 「照れるな照れるな」 「～～～～～っ!!」 →→→→→ 旧:隣人は、どうしようもないドＳでした。

『さぁ主人公である杏樹さん!!この作品のあらすじを30秒でどーぞ!!』 「…えっ!!30秒!? えーと、とりあえずあたしが主人公の夏井杏樹で…このお話は」 『残り15秒!!!!』 「急かさないでぇーっ!!えーとえーっと…あたしとユアンが…あーっと翡翠があたしに…」 『ネタバレは控えて下さいねー』 「ネタバレ控えてあらすじ言えないよ!!!!」 『はいブッブーっ!!!! 主人公杏樹さん…残念です。非常に残念です』 「………だってー!!!!」 『時間の都合上、以上で表紙兼杏樹さんの人間性紹介を終わりマス』 「人間性紹介って…ちょっと待っ…!!!!」 『それでは本編でお会いしましょうー!!』 「あの司会者いったい誰ーーーっ!?!?」 →→→→本編

フツーに勉強して フツーにおしゃべりして フツーに高校生活送ってた フツーの、あたし… …だけど 「女が気安く俺に近付くなぁーーっ!!!!!!」 あたしの恋した王子様は… 女嫌いだった…… これって… “フツーの恋”って、 言えるんでしょーか？ 本編後、いろいろあります(^з^)-☆Chu!!

全てにおいて、 お前は１番 俺は２番 どうしても、お前を越えられなかった それが悔しくて 小５、１１歳、俺はお前を傷付けた。 あの時は俺はどうしようもないくらいのガキだったから お前のこと、何も知らなかった ４年後、中３、１５歳 俺は…………