最初に思ったのは、どこにでもいそう（？）なキャラクターたちの裏の顔が鮮やかに描かれているなってことです

結莉ちゃんも奏くんもコウくんも、一人一人の心理描写がはっきりしていて、だからこそこんな風に物語が進展したのか！ってわかります

結莉ちゃんは幼い頃から、お父さんから愛される努力をしていたけど報われなくて、だからこそ、素直に愛を伝えてくれる奏くんのこと信じられなくて・・・。そもそも奏くんの愛は大きすぎて、結莉ちゃんには受け入れがたいもので。でもそんなに愛してくれる理由を知ってしまったら、拒絶と甘受がうまくできなくなってしまって・・・！

というように、この話には必然、という言葉がぴったりだと私は思います
逃れられぬ運命、必然の定め。
とっても私は好きでした！
20ページくらい読んでみてください！
すぐにこの物語の世界に引き込まれて、戻れなくなってしまいますよ！！