ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛


真っ直ぐなその瞳に私を写し、緊張した様子でそっとキスをする。

一度唇は離れ見つめ合い、また再度ゆっくりと交わすキス。私は精一杯上を向いて、彼は精一杯下に屈んで、お互いの距離を縮めるように。




ガラス細工のような、壊れやすいものは触れるのに勇気がいる。壊したくない一心で恐れて、でも触れたくて、その繊細さを指先から感じる。

時々すれ違って、それ以上に伝えあって、大切に抱き締めていこう。手と手をつなげば、こんなに沢山の愛が溢れているから。


デコボコで、正反対な私と彼。だけど歩幅を合わせて、一歩一歩ゆっくりと歩いていきたい、そう思った。

あなたとなら、今日も世界はきっと輝くから。




end.
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