うつくしいもの

気付いたら私から優雅は離れて、

いなくなっていた


その代わりに、マネージャーの高橋さんが側に居てくれて、

私を自宅迄車で送り届けてくれた



高橋さんに聞いた所、

優雅も涼雅の運ばれた病院へとタクシーで向かったそうだ




「明日は何もないから、
ゆっくりと休んで」



「はい」


高橋さんの運転する車から降りて、

マンションへと入る



足が重くて、ふらふらとする



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