愛しき日々へ




寄ったスーパーはごく一般的なものにしてもらい車を降りる。

何も言わなきゃそれこそ高級なスーパーに連れて行かれそうになったのはビックリした。

言っとくけど俺庶民だし。

そんなところ連れて行かれてもわかんないし。

「ここがスーパーねぇ。はじめてきた。」

「マジか…。さすが金持ち。」

次は龍が興味津々な様子でちょっと笑えた。

カゴを持ち何となく食材を見ていく。

「お前、料理できんの?」

「人並みにはな。」

そういいながら頭で何を作ろうかと思案していく。

と、いうか。龍も一緒に食べるのか?


「俺オムライス食べたい。」


どうやら一緒に食べるらしい。




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