愛しき日々へ




「オムライスは別にいいが一時間はかかるぞ?」

まず米炊かなきゃ…。

それと、オムライスだけじゃ寂しいから適当にスープか何かを作ったほうがいいかもな。

「平気だ。」

「なら良いけど。期待はすんなよ?」

店で出してるようにはできないからな。

そう思いながら卵とか野菜とかをカゴに入れていく。

あらかた食材をカゴにいれて米を売っているエリアにつくと米5キロを買っておく。

5キロあればある程度持つだろう。

「龍、これもってくれるか?」

さすがにカゴが邪魔だしな。

そう思いながら龍を呼ぶと龍はきょとんっとした顔で米を見つめていた。

「これ、米?」

いや、お前にはこれが米以外の何に見えんだよ。





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