教室の片隅
いつも一人ぼっちで
イヤホンをつけて音楽を聴いている
不思議少年・斉藤くん

一緒に学級委員をして、はや半年

だけどあたしは斉藤くんの声を
一度も聞いたことがない

クラスのみんなから
空気のように扱われる変わり者

うーん、生粋の優等生の血が騒ぐ!!


「ねぇねぇ、斉藤くん」

「………………」

「ホームルームのことだけど」

「………………」

「ちょっと頼みたいことがあるんだよね」

「………………」

「斉藤くん、私の話、聞いてますかー?」

「………………」


―――手強い!!

でも、いつか絶対
ウンとかスンとか言わせてやる!

* * *

レビューありがとうございます
竹久祐さま/椴野さま
美優雛〜muse〜さま/冬至ゆず様

この作品のキーワード
変人  無口  無愛想  メガネ  優等生  高校生  ラブコメ  短編10