花のような笑顔
抗争
狼の部屋でのんびりしていると部屋の外がバタバタと騒ぎ始めた。

組員の誰かの声が聞こえた。


組『大変だ!笹村組が攻めてきたぞ!早く組長に伝えに行くぞ!』


そんな言葉だった。

攻めてきた?狼たちは今いない…。
どうして…?いつ抗争を仕掛けてくるか…狼たちにも分かっていなかったってこと?

いや…おそらくまた騙されたのだ。
あの女に…。


とにかく私も力にならなきゃ。
そう思い部屋を飛び出した。
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