花のような笑顔
部屋を出たがもう組員の人たちは外に出たみたいだった。

私もこの前潤さんに頼んでおいたものを服に忍び込ませ、外に出る。


陵『華!お前は部屋にいろ!』


陵司さんにそう言われたが断った。


華『いえ、無関係であれば何もしないつもりでしたが…狼を傷つけた本人がいるのであれば話は違います。それに私はそんなにすぐやられるような女ではないので大丈夫です。』


そういうと、陵司さんは少し困った顔で


陵『そうか、でも無理はするなよ。』


そう言ってくれた。
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