犬系男子を被った王子様
・猫系女子、気持ちを知る
「ふぇ~…疲れたぁ…」
家についた私はリビングのソファに腰を掛ける。
「犬川君と宇佐川君、屋上でなに話してたんだろ…」
天井を見上げふと思った事を口にする私。
気になるけど、、宇佐川君に聞いたら
『後々わかるよ猫宮にも』
って、言われそうだし…。
「考えてもしょうがないか…着替えてこよ」
そう思ってソファからたつと、、
ピリリリリリピリリリリリ
家の電話が鳴り響く。
「もしもし」
誰だと思い電話に出ると
「涼くん?!どうしたの?」
弟からの電話だった。