自然消滅で終わらせてしまった元彼が、
私の担当となって、ふたたび現れた。


「なんでそんな表情すんの?」

「言っとくけど、俺はちゃんとお前が好きだったよ。それでもお前が別れを選んだんだ。だから未練なんて言葉、お前が使ったら俺は怒るよ」


女子大生漫画家×敏腕鬼畜編集者


――痛みと同時に気づいてしまった。

私はまだ、彼が好きだと。


「だって、言ってもどうしようもないことだった……」


一度手離してしまった彼に、
今更想いを伝える意味はあるのだろうか。



Creator Circle第三回小説企画
『君が涙を流すとき』
共通テーマ「男泣き」
個別お題「秋」

この作品のキーワード
男泣き    漫画家  じれじれ  短編 

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