美人モデルは最強姫⁉︎

月桜

月桜side

「ね〜奏多(かなた)〜ひま〜」


「俺に言うなよ」


奏多は私の話に耳も傾けず、携帯をいじっている。


「いいじゃん!遊んでよ!お母さんの時は副総長優しかったんだよ?」


実は私のお母さん、私の入ってる天桜の総長だったらしいの!


それで、奏多はその時の副総長さんの子どもなんだ!


「それは俺のオヤジの話だろ?俺は違うの。だいたい、俺は副総長でもないしお前も総長じゃない」


「うっ…それはそうだけど…いつかなるんだから!」


奏多に向かってガッツポーズ。


(いつか颯太(そうた)さんを抜く!)

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