嘘とワンダーランド
プロローグ
大きな窓から差し込んでいる夜景の光が、会議室をほの明るく照らしていた。

背中には壁があるため、これ以上後ろへ進むことができない。

目の前には、
「もう、そろそろ俺のことを見てくれないか?」

入社した時から友達として接している同期の男友達だった。

「えっ…?」

彼からの告白に、わたしは戸惑うことしかできなかった。

「どう言うことなの?」

そう聞いたわたしに、
「お前のことがずっと好きだった。

友達じゃなくて、1人の女としてお前を見てた」

彼は唇を動かして、わたしの質問に答えた。
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