愛してるって囁いて
チューリップ『永久の愛』
私達は、お風呂からでても
二人でまったりしていた。

洸は、私の膝枕で、テレビを見たり、
私を見たり‥‥
洸の額に手をあてるが、熱はなかった。
良かった、と思っていると、

頭を下げられて、チュッとキスを
一気に、顔が真っ赤になる私を
洸は、ニヤニヤと見上げる。

くっついては、離れての
繰り返し‥‥
「洸が、こんなに、甘いなんて
知らなかった。」
と、言うと。

「沙代、限定。沙代にしかしないから。」
と、起き上がり
「沙代、愛してる。」
と、後頭部を押さえられて
濃厚のキス、
「うぅ‥ん」
「そんな声だすと、とまらなくなるよ。」

「だめ、だめ、昨日たくさんしたから。」
「昨日は、昨日だろ、沙代は、何度抱いても
抱き足りない。」

「もう、明るいときに、そんなこと。」
「明るいとだめなのか?
なら、夜は覚悟しろよ。」
と、言われた。

食事をとり、家に一度帰る。
もちろん、洸も一緒に
簡単に、姉には、電話で話しては、
していたが‥‥
改めて、洸が
「沙代を幸せにする、
結婚を認めてほしい。出来るなら
もう、一緒に暮らしたいと
思っているが、ダメか?」と

お姉ちゃんは、
「早い展開だけど。
沙代は、気持ち着いていってるの?」

「うん。お姉ちゃん。
私、洸さんと生きていきたい。」
と、言った。
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