居場所をください。
秋は大忙しです。



翌日ー


私たちはみんな一緒に出勤。

といっても隼也は別だし、

社長は会社においてったんだけど。


「すみません、俺まで。」


「まぁついでだしな。」


もちろん、矢島くんも一緒。

今日から撮影だしね。


「なんか、加藤くんに

絶対なにか言われそうだよね。

俺だけ仲間はずれじゃん!みたいな。」


私と貴也と矢島くんと咲さん

4人一緒に行くわけだしさ。


「すでに俺のツイ○ターで

そのやりとりやったよ。

昨日の夜。」


「え!貴也ってツイ○ターやってるの!?」


「そ。公式。

長曽我部さんに無理矢理。」


「貴也も隼也も

あんまブログ書かねーからな。」


「もー、なんで教えてくれないのー。」


私はすぐに貴也を検索して

フォローした。


貴也がフォローしてる名前の中には

矢島くんの名前もあって……


「矢島くんもなんで教えてくれないの!」


私だけ仲間はずれじゃないか!!


「だって知ってると思って。」



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