課長の瞳で凍死します 〜Long Version〜
「す、すみません~。
 必ず、近いうちに旅に出て、土産を買ってまいります」
と言いながら座ると、

「それってなに?
 わざわざお土産買うために旅に出るってこと?」
と花田は笑っている。

 な、なんとか誤魔化せた……。

 ……かな?

 と、ちらと雅喜を見たが、素知らぬ顔で食べているだけだった。




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