<BL>  お前は俺のものだ。~古賀凛side~
僕と守りたい人
大学にも慣れ、それなりに付き合ったりしたが、ダメだった。


やっぱり、京介さんじゃないと嫌だ。

そう、思ってしまう。




学食を食べ終わり、席を立とうとしたとき


「ねぇ、君が古賀君?」


この時、僕の前に女神が現れたんだ。


「あの、誰ですか?」


「私は、紗代(サヨ)
今は、心理学部の三年生」



最初は、この人何なんだと思っていたが、
けど、僕を少しずつ変えていってくれた。


このときの出会いもきっと忘れない。





それからは、しつこく付きまとわれた。


授業のない空いた時間も学食の時も一緒に居た。


何で、此処までお節介が出来るのか?

不思議でならなかった。


そこで学食を食べてるときに聞いたことがある。



「何で、此処までお節介が出来るんだ」


「君の事が知りたくなったから、
何故、代わりを一生懸命探しているのか。

高校が同じだった子に聞いたんだ。

付き合ってる人がいるぽいのに、今は、女遊びしてるから、別れたんじゃないかって

前、付き合ってた人の事が忘れられないのに、何故、代わりを探そうと焦っているのか不思議だったから」


「研究材料って事か?」


「いや、単なる興味だよ。

私もわからない何故、君に構いたくなるのか?

知りたいから、君と一緒に居る」


「分かったのか?」


「まだ、分からないままだよ

心の理を知るのは難しい」



それからは、そのお節介が嫌ではなくなり

自然なことになっていた。


居るのが当たり前、話すのも普通になってきた。


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