1匹狼と孤独の子猫

出会い

深い森の更に奥に小さな家があった。真っ白な丸いかまくらのようなお家そこには一匹の小さな猫人が住んでいた。

？｢～♪～♪｣
鼻歌を歌いながら小さな猫人は自分よりはるかに大きい釜の中身をかき混ぜている。愛らしい行動とは裏腹に釜の中の色は緑色をしている。それにもかかわらず匂いは何処か安らぐような匂いがする。煙突から白い煙が出ている。
トントン
と可愛らしいドアを叩く音がする
？｢ん？はーい｣
脚立から降りて猫人はドアへ向かい開けるとそこには…
？｢おい、此処は何処だ｣
長身の人狼が立っていた
？｢ここは僕の家だよ？森の病院でもあるけど…｣
当たり前のことを何故聞くのか見上げると怪我はしていないようだ、では何故ここにと思っていると人狼は答えた
銀｢そうか俺は銀、餓狼銀だチビ助聞きたいことがある｣
ジロリと威嚇のような鋭い目で見つめられた猫人は
ニャイト｢チビ助じゃない、ニャイトなの｣
怖がりもしないで頬を膨らませて怒るニャイトそれを見て少し驚く人狼

これが２匹の出会いであった