先生の彼女です。2nd

咲side







「…ん…」



「お母さん!」




目を開けると嗚咽をもらしながら泣いている彩花が隣にいた




「彩花…?」


「お母さん、ごめんねッヒック

あんなひどいこといってグスン

本当は大好きだよ!自慢のお母さんだよ…ごめんなさい」




目を真っ赤にする彩花を抱きしめる




「大丈夫…

お母さんも彩花のこと大好きだから。
自慢の娘だよ」





そういうと少しして安心したように寝息をたてはじめた




そこに翔琉がはいってきて

彩花を抱き上げた



「部屋に連れていくね?彩花も熱高いんだけど、どうしても咲の隣にいたいっていうから」




「そう、なんだ…」



「泣くなー」



「だっ、てッ」




私は翔琉に頭をクシャっと撫でてもらいながら少しだけ泣いた






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