想いの一方通行
下校

颯斗side


鍵を返してきて、校門で集合した。

寒い中鈴木さんが待ってくれている。

走っていったけど結構時間かかっただろう

「ごめんなさい!」

「いえいえ!そんなに待ってないよ!
こちらこそ走らせてごめんなさい」

「全然!
にしても、寒いなー」

はーっと息を出すと白くなる

「ほんと寒いね」
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