クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!~夏は別れの危機?!~
ズレ合う気持ち


「…ほんっとさぁ」


黒川くんはトンッと私の肩に額を置くとため息をつきながら話し出した。


久しぶりに黒川くんと距離が近くなってドキドキする。


しかも…水着姿…だし…。


パーカー着てるけど。


「俺のこと舐めてるよね?完全に」


「へっ?!全然!!舐めてない!」


私がそういうと黒川くんは顔をあげてじっとこちらをみた。


黒川くんの視線が、まるで私の肌に触れてるみたいですごく恥ずかしい。





「脱いで」



「へっ?!」



「パーカー」


「…あ、これは海に行ってから」


「ダメ」


「…え」


「俺だけに見せてよ」


っ?!


黒川くんが私のおでこに自分のおでこをくっつけてそうつぶやくので、私の顔はどんどん熱を持つ。



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