哀しみの最果て
第10章(エピローグ)
宮部が事務所に戻る頃には日が暮れだしていた。




事務所へ通じる階段を登っていくとドアの前になにやら丼らしきものが3つ積み重なっている。




丼に書かれた魚正という字を見て宮部は事務所のドアを勢い良く開けデスクで事務処理をしている日野を睨み付けた。


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