哀しみの最果て
「いえ、最悪の事態を止められて良かったですよ。」



宮部は斉藤と握手を交わした。



「では、失礼します。」



外に出ると今年一番の暑さというのが相応しいほどの日の光を浴びながら車へと向かった。

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