完璧幼馴染の仮面が崩れるとき



そんなことが出来てればこんなにも悩んでなんてないのよ。


そう言いたい心をぐっと抑えて、



「そこまでのイイ男がいないのよ。」



と答えると、彼はふっと余裕そうに笑った。



「ほんと、お前ってガキの頃からそーゆう強情なとこ、変わんねーな」

「耀だって、大差ないわよ」


そう言いながらも彼の余裕に満ちた笑みにドキドキしている。

久遠 耀(くおん あき)。28歳。
私の幼馴染であり、永遠の片思い相手。
完璧のルックスに商社マンという嫌でもモテてしまうような職。


某一流大学に合格し、首席で卒業。
昔でゆう高身長、高学歴、高収入の3高を地で行く男だ。



中学生の頃から私の王子様だった彼に追いつくため、私は3年遅れで東京に出てきて、海外を股にかけて活躍する彼に近づくために私は語学を必死に勉強して、国際線のCAになった。






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