私なんて…
こいつ、何も変わってない。定期検診も行ってるのだろうか。千紗に聞くしかないか。

保健室に着くと、ベッドに寝かせた。

千紗「ハァハァ…ゲホッゲホッ…ハァハァ」

奏汰「千紗、聞きたい事がたくさんあるんだけど、とりあえず診察させて」

千紗「グスッ…やだ…ゲホッゲホッハァハァ」

奏汰「千紗のやだは聞かないって昔言ったよな?とりあえず、呼吸整えないと。泣いたらしんどいぞ」

千紗「グスッ…ハァハァグスッ…ハー…スーハー」

千紗が呼吸しやすくなるように、背中をさすりながら、一緒に呼吸を整えた。

千紗「もぅ…大丈夫…です」
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