君が好きです
君に初恋をーーーEND

好きです!!

無言で歩く俺の視界には、雷龍の幹部。


傷一つなく、歩く奴等はやっぱり強いんだと再確認する。 



「待って!!!晃ッッ!!」


華恋………?




泣きながら後を追いかけて来た華恋に、驚いたのは、俺だけじゃない。



「私、怒ってないよ?


いつも、助けてくれたのはあなたでした。


私、晃が好きです」



今、なんて言ったーー?


あんぐりとした表情の雷龍幹部。



「私、晃が好きです。


好きなのッッ」


か弱く泣く華恋に、近づくと俺は、抱き締めた。



やっと、手に入れた。



もう、君を離さないーーー







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