【完】そして、それが恋だと知った日。

彗星の彗


「やっぱ私高橋好きかもだ。」


「おお、狙う宣言?」


「ちょっとマジで行くし。後出しとかなしだから。」


「私彼氏いるし。」


「真子もだからね~?」


「うん、もちろん。」


昼休み、すみれは高橋くんを狙う宣言をした。
やっぱりすみれ、高橋くんの事好きなんだ。
どこがいいんだろ。
……やっぱり分からないや。


「今から高橋んとこ行きたいんだけど。
 ついてきて。」


「ええ~、一人で行ってきなよ。」


「やだよ、恥ずかしいし。」


「しょうがないなあ。」


「ほら真子も。」


「え、えええ。」


私の意思は関係なく。
すみれの強引さになすすべなく私たちは隣のクラスの前までやってきた。
なんで私も……。
男子とか極力関わりたくないし。
やだなあ。


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