東雲家は妹を愛しすぎている♡♡
東雲家の一日
Am 5:30

??「綾ちゃん起きて。綾ちゃん…」

綾「…んんん。んー( ´-` ).。oO」

??「綾ちゃん。朝だよほら。」

綾「ん~」

私は朝とてつもなく弱い。すると優しく布団をはがされ勝手に体を起こされる。

??「あら?少し熱いね…綾ちゃん1回起きてくれないかな?」

私はようやく目が覚め始めた。目を開くと、クラリ…

綾「っ…」

大丈夫…大丈夫ゆっくり深呼吸をしてすぅーはぁ…すぅー

綾「ゴホッゴホッゴホッゴホッ」

??「綾ちゃん!!ゆっくり無理しないで」

綾「もう…大丈夫。ありがとう。まりちゃん…ケホケホッ」

まり「…今日の予定は全部キャンセルしておくから、ゆっくりしていてください。」

綾「大丈夫だよ!そんなに辛くないし、風邪じゃないし!」

まり「全然大丈夫そうじゃないですよ。後で雪彦様と昌信様には言っておくから今日はゆっくりして?発作が起きたら辛いのは綾ちゃんなんだから…ね?」

綾「一応確認だけど今日の予定は?」

と言うとまりは手帳を出し

まり「本日は朝9時より竹内様が家庭教師としても広間にいらっしゃるということと16時より中村夫妻より中村病院歓送迎会に呼ばれております。東雲会館東棟ですね。19:30より東雲、中村両家会談にはご兄弟全員呼ばれておりますが雪彦様がいれば大丈夫かと…」

綾「ん、そっかゴホッゴホッ…ごめん、まりちゃん。今日は1日ゆっくりするよ。ゲホッゲホゲホゴホッゴホッはぁっはぁっはぁっ…はぁっゴホッゴホッ」

まり「大丈夫ですか!!ゆっくり深呼吸してください!!」

そう言いつつまりは私の部屋に設置されている館内電話を手にし00と押す。

プルル、プルル…

雪彦『あーちゃんか?どうした?』

まり「メイドのまりでございます。雪彦様、綾様が発作を起こされています。」

雪彦『まりか。ありがとう今すぐ行く。昌信にも伝えてくれ。それと、昌信に発作止めの薬を持って来るように…』

まり「かしこまりました。」

ツーツー…

続いて01を押す

プルルプルル

まり「昌信様、メイドのまりでございます。只今、綾様が発作を起こされています。雪彦様より昌信様に伝えるように命を受けましたが発作止めの薬を用意して頂けますか?」
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