先生、死にたいです
────もうダメだ…。

私の人生はもう死んでいるようなもんだ。

このまま生きているのが本当に辛い。

もう何もしたくない……。
息をするのも苦しい。




「姫愛(ひな)ー?ご飯食べなさいよ?ここに置いて置くからねー?姫愛ー?姫愛ー…。」

もうお母さんの声も聞きたくない……。

なにも食べたくない…………。


お母さんは毎日、私の為にご飯を作ってくれているのに私がずっと部屋から出ないのでとても心配している。

でもね、お母さん。
私はもう疲れちゃった。

なんでこんなに生きるのって辛いんだろう。

私って人間なんて存在する価値もない。
お母さんには悪いとは思うけど生まれなければ良かったのに……。

ドアを強くノックする音が毎日の習慣になっているので、もう慣れてしまった。

だんだん意識が無くなっていく……。

もう何日、ご飯を食べてないのか忘れてしまった。

体がギシギシと痛む。
骨がぶつかり合って寝返りをうつと悲鳴をあげそうになる。

もうこのまま………………。






───────姫愛!
「姫愛!いい加減にしなさい!」

お父さんがドアを壊した。

私はお父さんに抱えられてそのまま病院へ
車で運ばれた。
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