不良な彼と恋の契約

相沢くんの裏の顔。

「想ちゃん、昼飯一緒に食べようよ!」

ニコニコ顔の相沢くんが、私の机まで来た。

えっと。。


私は隣のリナちゃんを見た。
私達は、いつも中庭で食べてる。
助けを求める様に、リナちゃんを見たのに。


「どうぞどうぞ、あげますこの子」

あ、あげちゃうんだ。
リナちゃんの裏切り者。


私は、少し困った様に見上げた。

ふとっ、視界に入る佐伯くん。
どんどん近づいてくる。

その足は、私のとこで止まった。

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