水月。
D機関。
水月のようだった。

冬の嵐が去ったあとの首都圏。

惑星オールドルナだ。

あたしは、ユエ・テルミ。

「ガリラ船?」
「そうだ。

D機関が観測したらしい」

とU博士。

ポテトチップ。

カフェだ。

「D機関の無限演算機って信頼できるの?」
「分からん。わたしは生物畑でな」

あたしはカフェオレを飲みながら指摘。

「あたしだって都市計画が専門よ」

とあたし。

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