私の恋のヒーローは
降谷にはときめかない

翌日、雄亮は本当に
私の通う学校に転校してきた。

担任「大阪から転校してきた
溝口 雄亮くんです。
皆、仲良くしてあげてねー!」

ここの女生徒は本当に
気の多い女が多い。
昨日まで降谷 恭斗に
群がっていた女達は
今度は雄亮に群がり始めた。

生徒「大阪から来たのなら
関西弁なんだよね?」
生徒「え!本場の関西弁聞いてみたい!」
生徒「雄亮くん。何か話してよ!」

やっぱり雄亮は何も変わってない。

七海「私も転校生と話してこよう!」

雄亮の元へ向かおうとする
七海の手を私は掴んだ。
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