私の恋のヒーローは

恭斗「あいつ誰だよ?」

絆「地元の同級生だ。」

恭斗「引っ越してきたのか?」

絆「小学5年生までは大阪にいた。」

恭斗「あっそ。」

降谷 恭斗はハンバーグを丁寧に
切り分け、1つ1つを口に運ぶ。

恭斗「あいつなのか?」

絆「何がだ?」

恭斗「お前の小説に出てくる
ユウスケってあいつの事か?」

絆「雄亮は関係ない。
名前を借りただけだ。」

恭斗「あっそ。」

その日、結局、降谷 恭斗の
大切な話は聞く事が出来なかった。
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