この恋だけは予測不能！！

巨人地味女

チャラ男「見ろよ巨人だ！食わないでー！なんつってなっ♪」
チャラ男仲間「お前よくそのネタ飽きないよなぁまぁ…」

チャラ男仲間が送った視線の先には、

身長185cm
黒髪で後ろを小さく結び
メガネをかけ
顔は地味系でとにかく目立たない。
スタイルは足が短く
お世辞にもモデル体型とは言えない
性格は大人しくいつも回りの視線にびくついている
いわゆるいじられキャラといった所だ
彼女の名前は篠山(しのやま)聡子(さとこ)
あだ名は巨人である事は言わなくてもお察し頂けただろう…。

その篠山 聡子がいた。

チャラ男仲間「あれじゃあしょうがないよな」
チャラ男「だろぉ？」

チャラ男達が笑いながらそんな会話をしていると

？「じゃま…」

といいながら誰かがチャラ男達の間を通った。
それが気にいらなかったのか、チャラ男がその誰かの肩を掴み叫んだ

チャラ男「おい！じゃまとは何だ！人がせっかく面白い話を…」

チャラ男はそこまでいったらその先の言葉をつぐんだ
何故ならその人物が三浦 和馬だったからだ。

三浦 和馬はスポーツならなんでも人並み以上にできる。それは柔道や、空手や、剣道などの、武道系も勿論なので、誰も喧嘩で和馬には勝てないのだ

和馬「…何。」

和馬はチャラ男をじっと見た睨んでるわけでもないのにまるで巨人に威圧されたかのような教父をチャラ男は感じる

チャラ男「あっいや…」

チャラ男の顔はみるみる青ざめていく

チャラ男「し、失礼しましたぁ！」

チャラ男はそう言いながら超高速で逃げていった

チャラ男仲間はそれを慌てて追いかけていく
そんな二人を眺めながら「何だあれ」と思った和馬は一部始終をじっと見ていた聡子と目があった。

聡子は一瞬びくついて早歩きで去っていった。

皆様お察しでしょうか。そうこの篠山 聡子こそ主人公の一人なのである。

え？まだ主人公がいるのかって？
実はそうである。

後一人は…