危険なキミの溺愛
圧倒されそう…。



冷や冷やしながら玄関まで移動する。



「はーい、誰ですか?」



待ってみても外からは声がしない。



間違いかな?



このマンションはカメラ付きのインターホンがないからドアの小窓から外を見た。



誰もいないよ…。



帰ったのかも。



そう思っていたら、またチャイムが鳴った。



そして次には男の人の声が。



「出てこないな…」



湊の友達?



慌てて玄関のドアを開ける。



するとそこには、黒いスーツを着た背の高い男の人が立っていた。









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