翌日には熱も下がり、家に帰った。



それからしばらくの間、和弥さんに会うことはなく、
付き合っているという実感は殆どなかった。

変わった事といえば、少しだけ連絡頻度が
増えたくらいなんだけど、お仕事忙しいから
全然予定が合わない。




ー学校ー

みさき「ねー、最近和弥さんとはどうなのよー?」

「…どうもない。」

友里「なんで⁉︎付き合ってるんでしょ?」

「うーん、たぶん?」

みさき「なに、うまく行ってないの?」

「そんなんじゃない…けど、忙しいからね。
なかなか…会えてない。」

花凛「まだ週1で病院行ってるでしょ?
今日もじゃん?」

「行ってるけど、それはただの患者としてだから…」

友里「えー⁉︎なんで勿体ない‼︎
だって医者と患者って言えば2人っきりの
診察室であんな事やこんな事…」

「…するわけないでしょ‼︎ドラマの見過ぎだわ。
第一、看護師さん居るんだから2人になる
事の方がないから!」

もう…何を言ってくれるのよ…

友里たちには黙っていたが、先週も先々週も
和弥さんは研修や急患対応とかで会えてなかった。
診察も常田先生だったし。

…つまり、付き合うことになったあの日以来
まだ一度も会ってないんだよね。